受験で人生最大の絶望を経験した話
どうも貝座です。
今週のお題「受験」ということで僕がおそらく人生の中で一番絶望したであろう、受験の思い出について記事にしたいと思います。
事の発端は、センター試験。
今まで対策もして、得意な物理と数学は高得点、苦手な英語も自己ベストを出せて、滑り止めで受けたセンター利用の入試はほぼ間違いなく受かる状況をつくれました。
ほとんどの人にとってセンター試験が受験のスタートになるので好スタートを切れたと言っても過言ではありませんでした。
しかし、異変を感じたのはその後、どう頑張っても集中できない、勉強の意欲をどうしても上げられない状態が何回か続きました。
勉強をしなきゃいけないのにスマホを見てしまう、勉強した内容が頭に入ってこない、参考書を見るのが嫌になってくるなど、勉強のモチベーションを維持するのが難しくなって行きました。
そして、一般入試が始まり一番最初の大学の試験を受けました。
結果はイマイチ、受かってるか受かってないかギリギリの得点を取り、今後の不安を煽りました。
その後も、苦手な分野を復習しようとしても手につかない、一番最悪の時で1時間も勉強しなかった日もありました。
受験勉強が上手くいかないことから、苛立ちが抑えきれず、物や人に当たったりすることもありました。
もちろんほかの一般入試も思ったように行かず、ある大学の自分の苦手だった英語の試験では、本当に泣きそうになりました。
第一志望の大学を受ける前にそれぞれ受けた大学の合格発表のハガキが届きました。
結果はもちろん全て不合格。
一般入試で受けたすべての大学に落ちた現実を受け、僕は絶望の淵にたたき落とされました。
そして第一志望の大学の試験当日。
僕は会場に足を運ぶことはありませんでした。
親にもさんざん怒れました。高い受験料払ったのになぜ行かないのか、行くだけ行ってみたらいいんじゃないかと。
そんなこと分かってます。
でも、あの不合格の通知を見ると、もう受けても無駄と思ってしまったんです。
当時は、わざわざ不合格を貰うために入試するなんて馬鹿げてると思ってました。
しばらくの間、家から出ずにずっと自分の部屋で一日を過ごしてました。
今までの苦労はなんだったのか、何のために自分はここまで頑張ったんだろう。
そんなことばかり考えて、かなり精神的に追い詰められてました。
唯一の救いだったのがセンター利用の大学が受かっていたことぐらいでした。
周りのみんなが合格した報告をしてる中、自分は滑り止め。
しばらくの間、絶望からなかなか立ち直ることは出来ませんでした。
今では大学に通い普通に生活してますが、そこからどう立ち直ったのかは、まだ今度話そうかなと思います。
この思い出は一生、忘れられないないと思います。
それぐらい当時の自分にとっては衝撃だったんだなと感じます。